作成済のテーブルへカラムの追加や削除を行う

作成した MySQL のテーブルは、あとからカラムを追加したり、カラムを変更したり、カラムを削除することができます。ここでは phpMyAdmin を使って作成済みの MySQL のテーブルにカラムを追加したり削除したりする方法について解説します。

(2021 年 07 月 04 日公開 / 2022 年 04 月 08 日更新)

テーブルにカラムを追加する

作成済みのテーブルにカラムを追加する方法です。 phpMyAdmin に管理者ユーザーでログインして下さい。

テーブルにカラムを追加する(1)

画面上部に表示されている「データベース」をクリックしてください。

テーブルにカラムを追加する(2)

作成済のデータベースの一覧が表示されます。対象のテーブルが追加されているデータベース名をクリックしてください。

テーブルにカラムを追加する(3)

テーブルにカラムを追加する(4)

テーブルの管理画面が表示されます。対象のデータベースに作成済みのテーブル一覧が表示されます。

テーブルにカラムを追加する(5)

カラムを追加するテーブルの行に表示されている「構造」をクリックしてください。

テーブルにカラムを追加する(6)

対象のテーブルに追加されているカラムやインデックスの情報が表示されます。

テーブルにカラムを追加する(7)

それではカラムを追加します。画面の次の箇所で、追加するカラムの数を入力し、カラムを追加する位置をドロップダウンメニューで選択してください。

テーブルにカラムを追加する(8)

今回はカラム数は 1 、追加する位置は「ageの後へ」を選択しました。設定が終わりましたら「実行」をクリックしてください。

テーブルにカラムを追加する(9)

追加するカラムの「名前」や「タイプ」を設定する画面が表示されます。

テーブルにカラムを追加する(10)

「名前」や「タイプ」など必要な項目の入力が終わりましたら「保存する」をクリックしてください。

テーブルにカラムを追加する(11)

テーブルにカラムが追加されました。

テーブルにカラムを追加する(12)

作成済のカラムの定義を変更する

既にテーブルに追加済みのカラムの定義を変更する方法です。先ほどと同じ手順で、対象のテーブルの追加済みのカラムやインデックスの情報が表示される画面を表示してください。

作成済のカラムの定義を変更する(1)

作成済のカラムの定義を変更する(2)

定義を変更したいカラムの行に表示されている「変更」をクリックしてください。

作成済のカラムの定義を変更する(3)

対象のカラムの定義を変更する画面が表示されます。

作成済のカラムの定義を変更する(4)

必要な変更を行ってください。今回は「長さ/値」の値を 20 から 40 に変更しました。変更が終わりましたら画面下部の「保存する」をクリックしてください。

作成済のカラムの定義を変更する(5)

カラムの構造が変更されました。

作成済のカラムの定義を変更する(6)

画面上部には実際に実行された SQL 文が表示されています。今回は次のような SQL 文が実行されてカラムの定義が変更されました。

ALTER TABLE `user` CHANGE `name` `name` VARCHAR(40) CHARACTER SET utf8mb4 COLLATE utf8mb4_0900_ai_ci NOT NULL;

ALTER TABLE 文によってテーブルの定義が変更されています。

テーブルからカラムを削除する

既にテーブルに追加済みのカラムを削除する方法です。先ほどと同じ手順で、対象のテーブルの追加済みのカラムやインデックスの情報が表示される画面を表示してください。

テーブルからカラムを削除する(1)

テーブルからカラムを削除する(2)

削除するカラムの行に表示されている「削除」をクリックしてください。

テーブルからカラムを削除する(3)

確認ダイアログが表示されます。削除してよろしければ「OK」をクリックしてください。

テーブルからカラムを削除する(4)

テーブルからカラムが削除されました。

テーブルからカラムを削除する(5)

-- --

phpMyAdmin を使って作成済みの MySQL のテーブルにカラムを追加したり削除したりする方法について解説しました。

( Written by Tatsuo Ikura )

Profile
profile_img

著者 / TATSUO IKURA

プログラミングや開発環境構築の解説サイトを運営しています。